サークル紹介

アップルサークルは聴覚障害者を支援するサークルです。
聴覚障害者は、音声だけの情報が苦手です。
でも、世の中には音声で提供される情報ってとても多いですね。
最近では電光掲示板や字幕のついたTV放送など、音声を文字かえて表示するサービスも増えてきましたが、それでもまだまだ、聞こえないと情報から疎外され、取り残されるケースが数多くあります。
私たちは、そういった音声としての情報を文字としての情報に変える活動をしています。

主な活動

(1)手書きの要約筆記
病院、役所などの公的な機関、私たちにとってなくてはならないサービスです。
もし、そこで十分な情報がえられなかったとしたら、とても困りますね。
場合によっては生活に支障を来したり、命にかかわることも考えられます。
そのような場面で活躍しているのが手書きによる要約筆記です。
当事者に寄り添いながら、医者や職員のことばを文字に変える仕事をします。
(2)PC文字通訳
講演会、大会などのイベント、学生支援、会議、こういった場面で活躍しているのがパソコン文字通訳です。
講師や発言者の言葉をリアルタイムに文字にしていきます。
(3)字幕付けの活動
公的なものも含めて、字幕のつかない映像媒体はとても多いです。
たとえば、博物館や資料館に行ってもそこで上映されている映像が字幕のないものだったら、聴覚障害者にとってはなにを伝えようとしているのかがわかりませんね。
DVDやBDなどの映像媒体をつかった情報発信は今後ますます増えていくと思われます。
それらすべてに字幕が付けられるように取り組んでいきたいと考えています。

街を歩くと、音だけの情報がたくさん転がっています。
そのひとつひとつを文字やかたちに変えていくことをわたしたちは目指しています。

例会

平成29年度から例会日が変わりました。
交流例会は毎月第3月曜日(聴覚障害者同士の交流を要約筆記をしながら支えます)
でも、イベントと重なることもあり、予定通りに開けないこともあります。
もし、興味を持たれてのぞいてみようという人がいましたら、例会スケジュールで日程を確認して来てください。

開催日は例会スケジュールに表示しています。